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日常感じたことを書きたい ケアマネのブログ

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特別養護老人ホームの特徴と給料面について

こんにちは ケアマネのみざいです。

今日は特別養護老人ホームについてです。

 

特別養護老人ホームについて教えて下さい

特別養護老人ホーム(特養)は、日本の介護福祉施設の一つで、高齢者が自立した生活を送ることが困難な場合に、長期間にわたり入所生活を提供する施設です。特別養護老人ホームは、要介護度が高い高齢者に対して、日常生活のサポートや介護、看護、リハビリテーション、病院との連携を通じた医療サービスなどを提供しています。

特別養護老人ホームの主なサービスは以下の通りです。

  1. 生活支援: 食事、入浴、排泄などの日常生活のサポートを提供します。
  2. 介護支援: 身体介護や認知症のケア、転倒防止などの支援を行います。
  3. 医療支援: 看護師による健康管理や、病院と連携して医療サービスを提供します。
  4. リハビリテーション: 施設内のリハビリプログラムを提供します。
  5. 心のケア: 高齢者の孤独感やストレスを軽減するための様々な活動やイベントを提供します。

特別養護老人ホームは、公立(市町村が運営)と民間(民間企業やNPOが運営)の両方があります。入所には、要介護認定を受ける必要があります(要介護3以上)。

また、利用者は、一部自己負担がありますが、介護保険制度を利用してサービスを受けることができます。利用者の要介護度や所得によって、自己負担額が異なります。

 

 

特別養護老人ホームで働くことには、プラス面とマイナス面があります。以下にそれぞれの側面を示します。

プラス面:
  1. やりがい: 高齢者の方々の生活をサポートし、彼らのQOL(生活の質)を向上させることにやりがいを感じることができます。
  2. 安定性: 高齢化社会が進む日本では、特別養護老人ホームや介護関連の職種は需要が高く、安定した職場と言えます。
  3. スキル向上: 医療や介護の知識や技術を身につけることができ、専門性の高いスキルを持つことができます。
  4. 人間関係: 高齢者やその家族、職員との関わりを通じて、コミュニケーション能力やチームワーク力を向上させることができます。
  5. 就業機会: 地域によっては求人が多く、働きたい地域で就業するチャンスがあります。
マイナス面:
  1. 体力的・精神的負担: 身体介護や夜間勤務など、体力的にも精神的にも負担がかかる仕事です。
  2. 給与: 一部の職種では、他の業界と比較して給与が低い傾向があります。
  3. 労働環境: 施設によっては、人手不足や労働環境の悪さが問題となることがあります。
  4. シフト勤務: 24時間対応の施設のため、夜勤やシフト勤務があることが一般的です。
  5. 精神的ストレス: 高齢者の死や家族とのトラブルなど、精神的に辛い状況に直面することがあります。

これらのプラス面とマイナス面を検討し、自分に合った職種や働き方を選ぶことが大切です。特別養護老人ホームで働くことに興味がある場合は、実際に施設見学や職場体験を通じて、働くイメージをつかむことをお勧めします。

 

腰痛になるとよく聞きますが本当ですか

はい、特別養護老人ホームで働く介護職員は、腰痛に悩まされることがよくあります。特に、身体介護や移動介助などの業務において、高齢者の体重を支えたり、不自然な姿勢で作業を行ったりすることが原因で腰痛が発生しやすいです。

腰痛を予防するためには、以下の対策が有効です。
  1. 適切な体勢で作業を行う: 高齢者を支える際には、自分の腰や背中に負担をかけないように、正しい姿勢で作業を行うことが重要です。
  2. 力の入れ方を工夫する: 高齢者を支える際に、腰や腹筋を使って力を入れることで、腰への負担を軽減できます。
  3. 筋力や柔軟性を維持する: 定期的な運動やストレッチで、筋力や柔軟性を維持し、腰痛の予防に努めましょう。
  4. 使用する機器や道具を工夫する: 腰痛を防止するための機器や道具(例えば、リフトやスライドボードなど)を使用することで、負担を軽減することができます。
  5. 休憩を取る: 適度な休憩を取り、疲労をためないように注意しましょう。

これらの対策を実践することで、腰痛のリスクを軽減できます。しかし、完全に腰痛を防ぐことは難しいため、働く環境や自身の体調に注意を払いながら、適切な対策を講じることが重要です。

 

お給料はどれぐらいですか。年収400万円以上はありますか

特別養護老人ホームで働く介護職員の給与は、経験や資格、勤務地などによって異なります。また、公立と民間で給与水準に差があることもあります。一般的に、介護職員の初任給は月給20万円前後が多いですが、地域や施設によってはそれより低い場合もあります。

経験や資格を持つ介護職員や、管理職に昇進すれば、年収400万円以上を得ることも十分可能です。しかし、平均的な介護職員の年収は、300万円から350万円程度が一般的です。

年収を向上させるためには、以下のような方法があります。

  1. 資格取得: 介護福祉士や介護支援専門員などの資格を取得することで、専門性を高め、給与アップに繋がることがあります。
  2. 経験を積む: 経験年数が増えることで、技術や知識が向上し、給与も上がる傾向があります。
  3. 管理職への昇進: 施設長や相談員などの管理職に昇進することで、年収が向上することがあります。

年収400万円以上を目指す場合は、資格取得やキャリアアップを意識した働き方が重要です。また、働く施設や地域によっても給与水準が異なるため、転職活動を行う際には、給与面を考慮することも大切です。

 

地域によってとありますがどこの地域が給料が良いですか

地域による給与差はありますが、一般的に都市部や大都市圏での給与が高い傾向があります。特に、東京都や神奈川県、大阪府、愛知県などの大都市では、人件費が高く、生活費も高いため、給与水準が比較的高めに設定されていることが多いです。

しかし、都市部では生活費が高いため、実質的な手取り額が地方と大差ない場合もあります。また、給与だけでなく、福利厚生や労働環境も働く上で重要な要素です。そのため、働く地域を選ぶ際には、給与だけでなく、住宅手当や通勤手当などの福利厚生や働きやすい環境が整っているかどうかも考慮してください。

地方都市や地域では、給与水準が都市部に比べて低い傾向がありますが、生活費も安いため、実質的な生活水準は高い場合もあります。また、地方では地域密着型のサービスが求められることが多く、地域住民とのつながりやコミュニケーションが重視されることも多いです。

給与が良い地域を選ぶことは大切ですが、働く環境や自分のライフスタイルに合った地域を選ぶことも重要です。将来的には、キャリアアップや資格取得によって、地域に関わらず高い給与を得ることができるようになることを目指しましょう。

 

特別養護老人ホームにも種類はありますか

特別養護老人ホームは基本的には同じ目的で運営されていますが、サービス内容や運営体制、対象者などに違いがあることがあります。いくつかの異なる特徴を持つ特別養護老人ホームのタイプを以下に紹介します。

  1. 公立と民間の特別養護老人ホーム: 公立の特別養護老人ホームは、市町村が運営しており、民間の特別養護老人ホームは民間企業やNPOが運営しています。運営体制やサービスの質に差があることがあります。
  2. 従来型特別養護老人ホーム(四人部屋)とユニット型特別養護老人ホーム(個室)があります。
  3. 地域密着型特別養護老人ホーム: 地域の高齢者や家族と密に連携して、地域に根ざしたサービスを提供する特別養護老人ホームです。地域住民との交流や、地域の資源を活用した活動が行われています。

これらの特徴によって、特別養護老人ホームのサービス内容や対象者が異なります。自分や家族が利用する際には、ニーズや条件に合った特別養護老人ホームを選ぶことが大切です。また、働く際にも、自分の興味やスキルに合った特別養護老人ホームを選ぶことで、やりがいやスキル向上が期待できます。

 

 

 

それではこのへんで