就職 転職 再就職 介護の仕事 福祉の仕事 介護保険 訪問介護 デイサービス ショートステイ デイケア 

日常感じたことを書きたい ケアマネのブログ

日常の感じたこと書いています。

地域包括支援センターの役割と仕事内容

こんにちは ケアマネのみざいです。

 

今回は地域包括支援センターについてです。

介護について今まで関わっていない方は初めて聞くかもしれません。

介護に関する相談で一番最初に連絡するところです。

 

 

 



1.地域包括支援センターとは

f:id:daisenmama:20211128150118p:plain

1-1.地域包括支援センターと居宅介護支援センターとの違い

地域包括支援センターは管轄内の地域の高齢者に関する全てのことを受付ているところでよろず屋相談所みたいなところで総合相談所です。

居宅介護支援センターは要介護者のケアプランを作成し、介護保険のサービス計画を提供、相談するところです。

 

設置区域

設置の目安は中学校区域(人口2〜3万人程度の規模)に1ヵ所とされています。

 

対象者

・対象地域に住んでいる65歳以上の高齢者の方(要介護度に限らず65歳以上全ての高齢者が対象です)

 

1-2.地域包括支援センターは何をしているの

大きく分けて業務内容は包括的支援事業と介護予防支援事業になります。

f:id:daisenmama:20211128153846p:plain福祉の専門職が従事している施設で、各職種により地域包括支援センターの中でも役割が決められています。

 

地域包括支援センターは地域包括ケアシステムを実現するための施設として設置されています。その中心を担うのが地域包括支援センターの役割です。

その業務内容は「介護予防ケアマネジメント」「総合相談」「包括的・継続的ケアマネジメント」「権利擁護」4つの業務を行っています。

 

※地域包括ケアシステムとは
高齢者が重度の要介護状態になっても住み慣れた地域で自分らしい生活を最期まで送ることができるよう、地域で支える制度のこと。2025年をめどに整備が進められています。この環境を叶えるためのシステムが地域包括システムでそれを支えるための拠点が「地域包括支援センター」になります。

f:id:daisenmama:20211130200957p:plain



 

 

介護予防ケアマネジメント

要支援と認定された方に自立した生活が送れるように介護予防を目的とした支援を行います。要支援の認定を受けられた方に対して介護予防ケアプランも作成します。

二次予防事業対象者に対して希望する方に介護予防教室を実施しています。

 

 

包括的支援事業とは

・総合相談

・包括的・継続的ケアマネジメント

・権利擁護

 

総合相談

要支援、要介護の方だけでなく高齢者の各種相談に幅広く対応しています。高齢者の困ったことに対して必要なサービスや制度を紹介して解決していきます。

 

 

包括的・継続的マネジメント

高齢者にとって暮らしやすくするため、地域全体の医療、保健、介護分野の専門家から地域住民まで幅広いネットワークを作ります。

地域のケアマネージャーをサポートすることも地域包括支援センターの重要な役割です。地域のケアマネージャーの研修会やネットワークの確立支援を行っています。

 

権利擁護

高齢者が安心して暮らせるように、その方が持っているさまざまな権利を守ります。成年後見制度の活用や虐待防止への取り組みを行います。

 

 

まとめ

地域包括支援センターの役割がご理解いただけたでしょうか。何か介護やこれからの介護にあたるかもしれない生活など何か心配ごとがある場合は地域包括支援センターに相談してみましょう。場所は総合病院や特別養護老人ホームなどにも設置されています。管轄ありますので連絡先は市町村に問い合わせるのがいいかと思います。

 

 

それではこのへんで